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「日米関係は革新的強化」集団的自衛権で防衛相7月12日 10時54分
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小野寺防衛大臣は訪問先のワシントンで講演し、中国の海洋進出を念頭に「力による現状変更は許さない」としたうえで、安倍政権の集団的自衛権の行使容認などによって「同盟国であるアメリカとの関係は革新的に強化されるだろう」と強調しました。
小野寺防衛大臣は日本時間の12日朝、有力シンクタンク「CSIS=戦略国際問題研究所」で講演し、中国による沖縄県の尖閣諸島周辺の領海への侵入などを指摘し、「力による現状変更は許さない」と述べました。
そのうえで、日本を取り巻く安全保障環境が変化し続けており、日米同盟の抑止力を向上させることが不可欠となっているとして、安倍政権が憲法解釈を変更して集団的自衛権の行使を容認する閣議決定を行ったことなどを説明しました。
そして、「今後、政府一体となって関連する法律を整備していくが、こうした取り組みは、日本の唯一の同盟国であるアメリカとの関係を革新的に強化させるものになるだろう」と述べ、その意義を強調しました。
さらに、小野寺大臣は「日本は、アジア太平洋地域の平和と繁栄に向けた責任を同じ価値を共有する日米豪や日米韓の協力、東南アジア諸国やインドとの協力を通じて果たしていきたい」と述べました。
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