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情報流出 SEに大量データのアクセス権限
7月18日 11時58分

情報流出 SEに大量データのアクセス権限
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「ベネッセコーポレーション」の顧客の個人情報が流出した事件で、逮捕されたシステムエンジニアは顧客データベースのシステム開発に携わっていたため、ほかの担当者よりも大量のデータにアクセスできる権限が与えられていたことが、警視庁の調べで分かりました。システムエンジニアは、顧客情報が営業秘密に当たることを知っていたということで、警視庁は不正と認識しながら権限を悪用し情報を流出させたとみて調べています。

この事件は、ベネッセコーポレーションの通信教育サービスの顧客の情報が大量に流出したもので、データベースの保守管理をしていたシステムエンジニアの松崎正臣容疑者(39)が、営業秘密に当たる個人情報、1000万件余りを名簿業者に売却する目的で記憶媒体にコピーしたとして不正競争防止法違反の疑いで逮捕されました。
顧客のデータベースには限られた担当者しかアクセスできませんでしたが、松崎容疑者はシステム開発に携わっていたため、ほかの担当者よりも大量のデータにアクセスできる権限が与えられていたことが、警視庁の調べで分かりました。
松崎容疑者はシステムエンジニアの経験が長く職場の後輩を指導する立場だったということです。
事前の事情聴取に対し、「顧客情報が営業秘密に当たると知っていた」と話していたということで、警視庁は不正を認識しながら権限を悪用し情報を流出させたとみて調べています。

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