小保方氏博士論文:早大に審査体制改善求める 文科相

毎日新聞 2014年07月18日 11時54分

 撤回されたSTAP細胞論文の筆頭著者、小保方晴子・理化学研究所研究ユニットリーダーの博士論文に対し、早稲田大調査委員会が大学側の指導、審査のあり方を批判したことについて、下村博文文部科学相は18日の閣議後の記者会見で、「審査体制の改善など再発防止策を求めていく」と述べた。

 調査委は17日、小保方氏の博士論文に不正6カ所を認定しながら、博士号取り消しには当たらないとの調査結果を公表した。下村文科相は「授与した学位の取り扱いを検討すると早大から聞いており、今後の対応を注視する」と話した。【大場あい】

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