集団的自衛権:閣議決定に抗議…弁護士と市民が銀座デモ

毎日新聞 2014年07月17日 19時02分(最終更新 07月17日 19時13分)

集団的自衛権の行使を認めた閣議決定に抗議してデモ行進する弁護士ら=2014年7月17日午後6時1分、野島康祐撮影
集団的自衛権の行使を認めた閣議決定に抗議してデモ行進する弁護士ら=2014年7月17日午後6時1分、野島康祐撮影

 集団的自衛権の行使を認めた閣議決定に抗議するため、日本弁護士連合会(日弁連)の村越進会長ら全国の弁護士と市民団体「戦争をさせない1000人委員会」などが共同で17日、東京・銀座一帯の大通りを約1.8キロにわたりデモ行進した。日弁連の主催で、主催者発表によると弁護士ら約350人、市民約150人が参加。弁護士たちは「国民の平和的生存権を守れ」と訴えながら行進した。

 これに先立ち、行進コース近くのJR有楽町駅前で開かれた集会で、日弁連憲法問題対策本部副本部長の伊藤真弁護士は「日本の憲法は、政府に戦争をさせないために作られた。外国に武力行使する国にしてはいけない」と訴えた。【野島康祐】

最新写真特集