エイズ会議出席者100人搭乗か、ウクライナで墜落の旅客機

2014年07月18日 12:58 発信地:シドニー/オーストラリア

このニュースをシェア

エイズ会議出席者100人搭乗か、ウクライナで墜落の旅客機 ▲ キャプション表示

×ウクライナ東部のシャフチョルスク(Shaktarsk)近くに墜落したマレーシア航空(Malaysia Airlines)機の残骸(2014年7月17日撮影)。(c)AFP/DOMINIQUE FAGET

写真拡大
【メディア・報道関係・法人の方】写真購入のお問合せはこちら

【7月18日 AFP】(一部更新)ウクライナ東部で17日に墜落したマレーシア航空(Malaysia AirlinesMH17便の乗客のうち、約100人がオーストラリア・メルボルン(Melbourne)で開催される「第20回国際エイズ会議(International AIDS Conference)に出席予定の研究者などだったと、複数の豪メディアが18日、報じた。

 乗客乗員298人を乗せてオランダ・アムステルダム(Amsterdam)を出発したMH17便は、マレーシア・クアラルンプール(Kuala Lumpur)でメルボルン便に接続する予定だった。

 豪紙のオーストラリアン(Australian)とシドニー・モーニング・ヘラルド(Sydney Morning Herald)によると、乗員乗客の3分の1以上がエイズの研究者や医療関係者、活動家らだった。

 国連合同エイズ計画(UNAIDS)のミシェル・シディベ(Michel Sidibe)事務局長は、マイクロブログのツイッター(Twitter)に、「#MH17の墜落で悲劇的な死を迎えた乗客の皆様のご遺族に対し、お悔やみ申し上げます。乗客の多くは、#Melbourneで開催される#AIDS2014に向かう途中でした」と投稿。国際エイズ学会(International AIDS SocietyIAS)も声明で、乗客に「われわれの同僚や友人」が特定数含まれていたことを明らかにしている。乗客には、エイズ研究の第一人者で、IAS会長を務めたこともあるユップ・ラング(Joep Lange)氏も含まれていたとみられる。

 国際エイズ会議は2年ごとに開催されており、活動家らが草の根運動や資金問題について報告する話し合いの場でもある。今年は20日から開催される予定で、約1万2000人の出席者の中には、ビル・クリントン(Bill Clinton)元米大統領やロックシンガーで貧困撲滅活動家のボブ・ゲルドフ(Bob Geldof)さんも出席する。(c)AFP

本日の必読記事1日2回更新

このニュースの関連情報

おすすめ写真特集

トピックス

注目ニュース

AFPワールドカップ特集

特集:ワールドカップ

国際ニュースランキング

  • アクセス
  • 大画面

    今ネットで話題の記事

    お知らせ

    BPNPR

    カテゴリ登録はこちらより

    おすすめコンテンツ