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 JR北海道は、函館線の流山温泉駅(北海道七飯町)で16日午後5時45分ごろ、函館発森行きの普通列車(2両編成)が停止位置を約30メートル行き過ぎ、最前部の乗降ドアがホームにかかっていない状態で運転士がドアを開けるミスがあったと17日発表した。約60人の乗客がいたが、けが人はなかった。

 JR北によると、列車は運転士のみが乗務するワンマン車両で、無人駅では運転士に近い最前部のドアだけ開くようになっている。JR北は「運転士がブレーキ操作を誤り、停止位置をきちんと確認せずにドアを開けた」と説明している。

 16日夜に、この列車の乗客からJR北にメールで指摘があり、同社は事態を把握したという。