第2163号
がんばろう、東北!がんばろう、日本!
10日から11日にかけ本市を通過した台風8号による被害が、本市では大きな被害が出なかったことは幸いである。尚、この台風で命をなくされた方や、お悔みを、そして被害を受けられた方に、お見舞いの心を伝えさせていただきます。
さて自身10日は総務消防委員会議員視察研修において宮城県気仙沼市にいたのだが、下江委員長が消防長と連絡を取り、本市でも災害対策本部が設置されるという情報を得ており、一日早い帰郷という判断を委員会でしたわけだが、委員に対する対応と説明に敬意を示したい。
あたり前だが、台風による災害が予想されるから災害対策本部は設置されるのであり、被害がなければそれで越したことはないし、被害が発生すればその対応に議員も行政に協力するべきなのである。
事実、帰郷し地元桜淵公園を巡回したが木や竹は倒れており、その旨を市役所災害対策本部に伝え、風雨が収まるまでその場にいた。
また翌日には消防本部幹部職員が今回の台風についての検証をしており、こうした対応も心強く感じた。こうした一歩一歩の積み重ねが、少なからず今後の台風による被害対策に役だっていくのであろう。
尚、前日9日の一関市で研修での研修のテーマは近隣自治体の援助、受援体制の構築だったのだが、やはり災害において自治体間の相互援助はもちろん、個人にあっては災害時、家族、知人が近くにいるということがどれほど心強いか、という被災者の声をお聞きした。
南三陸町での研修も受け今後の防災体制の研修を受けたかった思いもあるが、今回はそれ以上の経験もさせていただいたと思う。誰でも守りたい人がいる。