足立の花火:19日開催前に堤防にスプレーで「場所取り」

毎日新聞 2014年07月16日 20時49分(最終更新 07月17日 07時37分)

油性スプレーで芝に「場所取り」の書き込みがされた荒川土手=東京都足立区提供
油性スプレーで芝に「場所取り」の書き込みがされた荒川土手=東京都足立区提供

 19日開催の「足立の花火」を前に、会場の荒川河川敷や堤防の土手に油性スプレーで直接書き込む「場所取り」が横行している。花火大会を主催する東京都足立区は「芝が傷む上に河川敷の使用に支障が出る」とカンカンだ。見回りや看板を立てて、スプレーを使わないよう呼び掛けている。

 区観光交流課によると、会場は西新井橋から東京メトロ千代田線鉄橋までの荒川両岸で、招待席を除き入場無料。場所取りの書き込みは2週間以上前から現れ始め、特に見晴らしの良い土手の斜面は白や赤、黄色などのスプレーで見苦しく塗り分けられている。広さは4畳半から10畳程度までさまざまだ。

 「足立の花火」は約1万2000発を打ち上げる都内有数の大会で、例年約60万人の人出でにぎわう。近年は場所取りも過熱し、スプレーを使った書き込みは約5年前からみられるという。

 同様のマナー違反は昨年、全国一の花火競技大会として知られる秋田県大仙市の「大曲の花火」(今年は8月23日)でもあった。主催の大曲商工会議所は警察に通報して対応を依頼するなど、警戒を強めているという。【木村敦彦】

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