甲子園に出場した台湾の高校野球部の実話「KANO」日本公開決定!特報も入手
2014年7月18日 07:00
(C)果子電影
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[映画.com ニュース] 日本統治下の1931年、台湾代表として夏の甲子園に出場し、準優勝した嘉義農林学校(通称:嘉農=かのう)野球部の実話を描く台湾映画「KANO」が、「KANO 1931海の向こうの甲子園」の邦題で2015年1月24日から日本公開されることが決定。球児たちのひたむきな姿を伝える特報映像も公開された。
1929年に誕生した、日本人、台湾人(台湾で生まれ育った漢人)、台湾原住民(台湾の先住民族)で構成される嘉義農林学校野球部が新任監督の近藤兵太郎を迎え、甲子園進出を目指すことになる。近藤の鬼のような特訓を受け、連敗続きだった野球部員は、次第に勝利への強い思いがわき上がり、甲子園出場の夢を抱くようになっていく。そして31年、台湾予選大会で連勝を続け、常勝校の台北商業も打ち負かした同校は、台湾代表チームとして日本へ遠征。その一球たりとも諦めないプレイは観衆の心をつかみ、日本中の注目を集めることとなる。
「海角七号 君想う、国境の南」や「セデック・バレ」2部作など、日本統治下の台湾を舞台にした作品で大ヒットを生み出してきたウェイ・ダーション監督がプロデューサーを務め、「セデック・バレ」に出演していた俳優マー・ジーシアンがメガホンをとり、映画監督デビューを飾った。
野球部監督・近藤兵太郎役で永瀬正敏が主演し、台湾の農業発展に大きな貢献をした水利技術者・八田與一役で大沢たかお、近藤兵太郎の妻役で坂井真紀ら、日本人キャストが主要キャストとして名を連ねているほか、音楽を「永遠の0」「るろうに剣心」などで知られる佐藤直紀が担当。主題歌「風になって~勇者的浪漫~」は、「海角七号」にも出演して台湾で人気を博した中孝介と、台湾の人気歌手ファン・イーチェン、スミン、ルオ・メイリンがコラボレーションした。
台湾では今年2月に公開。興行収入は60日間で3億台湾ドル(10億円)を超える大ヒットを記録。5月までロングランされ一度劇場公開を終えたが、9月からアンコール公開されることも決まっている。
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