碧南火力 ７月下旬運転再開へ07月17日 09時38分
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中部電力は、政府が節電を呼びかける期間の初日にあたる７月１日にトラブルで運転を停止した愛知県の碧南火力発電所４号機について、７月下旬に運転を再開する見通しを明らかにしました。
愛知県碧南市にある中部電力の碧南火力発電所の４号機は７月１日、ボイラーに送る空気を事前に温める「空気予熱器」と呼ばれる装置の内部の温度が通常より高くなるトラブルがあり、手動で運転を停止していました。その後の調査でトラブルの原因は、この装置の内部に取り付けられている部品の一部がボルトの緩みによって外れていたためと分かりました。このため中部電力は現在、ボルトの交換などの修理を行っており、７月下旬に運転を再開する見通しになりました。碧南火力４号機の、発電能力は１００万キロワットですが、中部電力は運転再開までの間は別の火力発電所の発電設備を緊急に稼働させるため夏の電力の供給に影響はないとしています。