番号式コインロッカー使用詐欺07月17日 19時00分
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愛知県刈谷市の女性が息子を名乗る男からうその電話を受けて、駅にある暗証番号式のコインロッカーに現金150万円を預けるよう指示されて、だまし取られました。
警察は現金の受け渡しを直接行わない、振り込め詐欺の新たな手口と見て捜査しています。
警察によりますと16日、愛知県刈谷市の60代の女性の自宅に息子を名乗る男から電話があり「交際相手を妊娠させてしまった。150万円が必要なので東京まで持ってきてほしい」と頼まれました。
その際、男は「交通事故を起こして取りに行けない」として東京駅の構内にあるコインロッカーに預けるよう指示したということです。
このコインロッカーは、その場で指定された、6けたの暗証番号が鍵になる仕組みで、女性は指示されたとおり、現金を預けたあと、男の携帯電話に電話をかけて暗証番号を伝えたということです。
その後、息子と連絡がついたためだまされたことに気づき、警察に通報しましたが、現金は、すでにロッカーからなくなっていました。
警察は被害者と現金の受け渡しを直接行わない、振り込め詐欺の新たな手口のと見て捜査しています。