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地方
「サンライズ瀬戸」琴平へ 香川県とJR四国が協定
香川県とJR四国(高松市)は17日、香川県の観光発展で連携するパートナーシップ協定を締結した。県庁での締結式の席上、JR四国の泉雅文社長は浜田恵造知事に、東京発高松行き寝台特急「サンライズ瀬戸」を9~11月の間、琴平の観光振興を図るために琴平駅まで延長運転することで最終的な詰めを行っていることを報告した。
「サンライズ瀬戸」は、島根県・出雲市駅行き「サンライズ出雲」と併結して東京を夜に出発し、岡山で2方向に分かれて翌朝に高松に着く。個室が主体の2階建ての電車型。ビジネス客中心の「サンライズ瀬戸」に対して、「サンライズ出雲」はここ数年、女性客の人気を集めている。
「サンライズ瀬戸」の琴平までの延長運転については県もJR四国に検討を要望し、同社も今年に入ってからJR東日本、東海、西日本の各社と協議・検討を重ねてきた。泉社長は「365日というのは難しい。秋の休日前日出発で延長運転はできそうで、細かいところを詰めている」と述べた。琴平までの延長運転は季節ダイヤで9~11月の金・土曜日の東京発の列車になる見込み。高松駅経由で琴平駅まで運転する。琴平駅には午前9時ごろの到着になる予定。琴平発東京行きは運転しない。
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