WIREDネットで民意を操作 英の諜報機関が開発したツールとは…+(1/2ページ)(2014.7.17 21:11

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ネットで民意を操作 英の諜報機関が開発したツールとは…

2014.7.17 21:11 (1/2ページ)先端技術

 英国の諜報機関GCHQが、オンライン投票の操作、ウェブサイトのページヴューの増加、Skype通話の盗聴などを行うツールを開発していたことが明らかになった。

GCHQ本部

ジャーナリストのグレン・グリーンウォルドは、英国の諜報機関である政府通信本部(GCHQ)が、オンライン投票の操作やウェブサイトのページヴューの増加、ソーシャルメディア上のデータの自動抜き取りなどを行うツールを開発していることを明らかにした

GCHQの脅威研究情報合同部門(Joint Threat Research Intelligence Group:JTRIG)によって開発されたこれらのツール類は、グリーンウォルド氏が運営するサイト「The Intercept」で公表されている。今回の情報は、エドワード・スノーデンによって明らかにされた一連の情報(GCHQが「Facebook」や「YouTube」のユーザーをスパイしていた件など)の続報となるものだ。

Wikipedia記事の形式でまとめられた「ツールとテクニック(Tools and Techniques)」という一覧には、DDoS攻撃など、かつて好まれた手法がいくつかある。しかし、新しいものもたくさん入っており、それぞれに奇妙な名前がついている。たとえば、GCHQが標的とするコンピューターのアカウントを無効にするためのツールは「Angry Pirate」。また、Facebookと「LinkedIn」から公開データを集める機能はそれぞれ「Godfather」と「Fatyak」と名付けられている。ほかに、GCHQが自動投稿できるようにするプログラムもある。

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