事件【DNA型訴訟】胸張って「子供いる」 北海道の男性、目潤ませ+(1/2ページ)(2014.7.17 21:35

  • [PR]

事件

  • メッセ
  • 印刷

【DNA型訴訟】
胸張って「子供いる」 北海道の男性、目潤ませ

2014.7.17 21:35 (1/2ページ)家族・少子高齢化
最高裁前で報道陣の取材に応じる北海道の元夫(左端の黒いスーツ姿の男性)=17日午後、東京都千代田区(栗橋隆悦撮影)

最高裁前で報道陣の取材に応じる北海道の元夫(左端の黒いスーツ姿の男性)=17日午後、東京都千代田区(栗橋隆悦撮影)

 「うれしいの一言です。やっと胸を張って『子供がいる』といえる」。娘との父子関係を認める最高裁の判決後に取材に応じた北海道の40代男性は、目を潤ませて喜びをかみしめた。

 平成22年に離婚した元妻側が、男性と娘が父子関係にないことの確認を求めて起こした北海道の訴訟。DNA型鑑定結果などを理由に、1審旭川家裁に続いて2審札幌高裁も元妻側の請求を認めたが、最高裁は判断を見直した。男性は「血縁で築く親子関係もあると思うが、(親子関係は)愛情と時間の蓄積だ」と強調。娘とは1歳2カ月になるまで一緒に過ごしたが、離婚後は1度も会わせてもらえず「子供が大きくなっていくのに、会えない時間が増えていくことが、一番つらかった」と振り返った。

 面会が実現したら「呼び名があったので、それで呼んであげたい」と声を弾ませた男性だが「(離れてからの)3年以上の間に面会ができていれば、今後の親子関係の築き方もスムーズにできたと思う。できることなら別れたときの娘に会いたい」と訴えた。

関連ニュース

  • [PR]
  • [PR]

[PR] お役立ち情報

PR
PR

編集部リコメンド

このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。
© 2014 The Sankei Shimbun & Sankei Digital