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W杯、FBで投稿など30億件 ツイッターも新記録

CNN.co.jp 7月15日(火)18時5分配信

(CNN) 13日に閉幕したサッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会は、インターネットのソーシャルメディア上で過去最大のイベントとなった。

交流サイトの「フェイスブック」では、1カ月に及んだ開催期間中、W杯関連のコメントを投稿したり「いいね」ボタンを押したりした人の数は3億5000万人、合計件数は30億件に上った。

決勝戦では8800万人から2億8000万件の投稿やコメント、「いいね」などの書き込みがあった。これは、昨年2月に米フットボールリーグNFLの王者決定戦、スーパーボウルが達成した2億4500万件の新記録を上回った。

また開幕後の1週間だけでフェイスブック上のやり取りが4億5900万件を記録。これはスーパーボウルと2月のソチ冬季五輪、3月の米アカデミー賞を合わせた件数よりも多かった。

短文投稿サイトの「ツイッター」では、決勝のドイツ対アルゼンチン戦を巡る投稿は3210万件に上った。決勝戦での投稿は毎分61万8000件と、ツイッター史上最高のペースを記録した。
国際サッカー連盟(FIFA)によると、FIFAの公式サイトやソーシャルメディア上のアカウント、公式アプリを利用した人の数は10億人以上。アプリのダウンロード数は2800万件と、スポーツ・イベントで最大のヒットになった。

ブラッター会長は「携帯機器とソーシャルメディアが本格的に活用されたW杯は今回が初めて。利用者10億人という規模が一体感をもたらした」と振り返る。

特に目立ったのは、これまでサッカーにそれほど強い関心を示していなかった米国での人気だ。FIFAによると、米国代表が敗退するまでの28日間で、米人口の1割以上に当たる3670万人がW杯関連サイトなどを利用した。利用者が費やした時間を合計すると、のべ847年と143日にも及ぶという。

決勝戦でも、フェイスブックに書き込んだ人のうち1050万人は米国人だった。対戦したアルゼンチンの700万人、ドイツ500万人を上回り、サッカー熱が冷めていないことをうかがわせた。

最終更新:7月16日(水)9時8分

CNN.co.jp

 

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