トップページ国際ニュース一覧マレーシア航空機 ウクライナで墜落 撃墜か
ニュース詳細

マレーシア航空機 ウクライナで墜落 撃墜か
7月18日 6時14分

マレーシア航空機 ウクライナで墜落 撃墜か
K10031044811_1407180449_1407180452.mp4

乗客乗員295人を乗せてオランダからマレーシアに向かっていたマレーシア航空の旅客機がウクライナ東部で墜落し、ウクライナ政府は旅客機が撃墜されたとの見方を示しました。

マレーシア航空は、オランダのアムステルダムを出発しクアラルンプールに向かっていたマレーシア航空17便が日本時間の17日午後11時15分に消息を絶ったことを明らかにしました。
マレーシア航空によりますと、この旅客機はボーイング777型機で、乗客280人、乗員15人が乗っていたということで、ロシアとの国境からおよそ50キロ離れたウクライナ東部で交信を絶ったとしています。
ウクライナ政府は、東部のドネツク州で旅客機の残骸が見つかり、旅客機が墜落したことが確認されたとしています。
現場では捜索活動が行われていますが、壊れた機体の破片が広範囲にわたって散乱しているほか、親ロシア派の武装集団が事実上掌握している地域のため、治安が不安定で捜索は難航しているということです。
またウクライナの保安当局は、旅客機が撃墜されたとの見方を示し、親ロシア派の関与の可能性を指摘しています。
これについてウクライナのポロシェンコ大統領は、「ここ数日間でウクライナの軍用機2機が撃墜されていて、マレーシア機が撃墜された可能性は否定できない」と述べています。
これに対してウクライナ東部の親ロシア派は、「ウクライナ軍が撃墜した」と主張が真っ向から対立していて旅客機が墜落した原因は分かっていません。
マレーシアのナジブ首相も旅客機が墜落したことを確認したうえで、ウクライナ政府の調査チームにマレーシアも加わりたいとの考えを示しました。
オランダにある日本大使館ではマレーシア航空の現地事務所に問い合わせたり、航空機が出発したアムステルダムの空港に職員を派遣したりして、日本人が搭乗していなかったか確認を急いでいます。

[関連ニュース]
k10013104481000.html

[関連ニュース]

  自動検索

各国航空会社 ウクライナ上空の飛行回避 (7月18日 5時18分)

外相 ウクライナへの経済支援伝える (7月18日 4時33分)

マレーシア航空機 ウクライナで撃墜か (7月18日 2時28分)

ウクライナ マレーシア航空機墜落か (7月18日 0時50分)

外相 ウクライナ大統領と会談 対話促す (7月17日 21時34分)

このページの先頭へ