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「持ち出した個人情報 延べ1億件超」
7月18日 4時14分

「ベネッセコーポレーション」の顧客の個人情報が流出した事件で、逮捕されたシステムエンジニアが事前の事情聴取に対し、「持ち出した個人情報は延べ1億件以上に上る」と話していたことが警視庁への取材で分かりました。
流出した個人情報は、10以上の名簿業者などに拡散しているのが確認されていて、警視庁は営業秘密に当たる個人情報を名簿業者に売却した疑いでも捜査する方針です。

この事件は、ベネッセコーポレーションの通信教育サービスを利用している子どもや保護者の大量の個人情報が流出したもので、外部業者に派遣されていたシステムエンジニアで、東京・府中市の松崎正臣容疑者(39)が、先月、2度にわたり営業秘密に当たる個人情報、1019万件余りを名簿業者に売却する目的で記憶媒体にコピーしたとして、不正競争防止法違反の疑いで逮捕されました。
警視庁によりますと、松崎容疑者は逮捕前の事情聴取に対し「1年前から月1、2回くらいの頻度で合わせて15回くらいデータをコピーし名簿業者に売った」と話していたということですが、さらに、「持ち出した個人情報は延べ1億件以上に上る」と話していることが警視庁への取材で新たに分かりました。
松崎容疑者は、「インターネットで探した1つの名簿業者に売った」と説明しているということですが、その後、10以上の名簿業者などに拡散していることが確認されているということです。
警視庁は今後、営業秘密に当たる個人情報を名簿業者に売却した疑いでも捜査する方針です。

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