岐阜の古酒が「サケ」世界一　ロンドンで品評会

日本酒部門の最優秀賞「チャンピオン・サケ」を受賞した「熟成古酒　飛騨の華　酔翁」を手に、笑顔の平田酒造場・平田篤専務＝16日、ロンドン Photo By 共同

　世界最大級のワイン品評会、インターナショナル・ワイン・チャレンジ（ＩＷＣ）の授賞式が１６日、ロンドンで開かれ、平田酒造場（岐阜県高山市）の「熟成古酒　飛騨の華　酔翁」が日本酒部門の最優秀賞「チャンピオン・サケ」に選ばれた。同部門は国外で最大の日本酒品評会で、２００７年創設。

　共同電によると、８回目の今年は２６１の蔵元が参加し、過去最多の７２５銘柄を出品。平田酒造場の平田篤専務（３８）は「品質を第一に、手作りにこだわっている。国外でも評価され、皆さんに飲んでいただけることがうれしい」と喜んだ。