外相 ウクライナへの経済支援伝える7月18日 4時33分
岸田外務大臣は日本時間の17日夜、訪問先のウクライナでクリムキン外相と会談し、東部で続いている戦闘の収束に向けて、親ロシア派などとの対話を促すとともに、日本として経済面での支援などを着実に実施していく方針を伝えました。
この中で岸田外務大臣は、ウクライナ情勢に関連して、「ロシアによるクリミアの編入など、力による現状変更は容認できない」と強調したうえで、東部で続いている政府軍と親ロシア派の武装集団との戦闘の収束に向けて、親ロシア派などとの対話を促しました。
そして岸田大臣は、「ウクライナの安定を確保するための取り組みを積極的に支援していきたい」と述べ、15億ドル(日本円でおよそ1500億円)の支援などを着実に実施していく方針を伝えました。
これに対しクリムキン外相は、「日本からのさまざまな支援に感謝したい。支援の継続を期待している」と述べたうえで、アメリカとEU=ヨーロッパ連合に続いて、ロシアに対する追加の制裁措置を日本が取ることに期待する考えを示しました。
会談のあと両外相はそろって記者会見し、岸田大臣は、「国際社会の一員としてウクライナの平和と安定のために積極的に関与していく」と述べました。
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