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【プロ野球】

オリックス17年ぶり首位ターン 糸井が口火、打線爆発

2014年7月17日 紙面から

オリックス−楽天 7イニング1失点で9勝目。チームも首位ターンを決め、ナインを迎えるオリックス・金子(中央)=京セラドーム大阪で(横田信哉撮影)

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◇オリックス8−1楽天

 オリックスが連敗を3で止め、首位に浮上した。1回、糸井の2ランで先制。その後も小刻みに得点を重ねた。金子は7イニング1失点で9勝目。楽天は先発の則本が4回途中で降板。打線も精彩を欠いて、連勝は3で止まった。

 久しぶりの快進撃で話題を集めた前半戦。オリックスがその最後を飾り、97年以来17年ぶりの首位ターンを決めた。ただ、森脇監督は「それでペナント終了だったらありがたいけどね」と浮かれることはなかった。

 眠っていた打線に火をつけたのは、4番のバットだった。初回2死三塁、糸井はフルカウントから外角直球を左翼席へ運ぶ先制2ランを放った。これをきっかけに2試合で計3安打に封じられていた打線が爆発。毎回安打で8得点を挙げた。2本の適時打を放ったT−岡田は「追い込まれてからしっかり切り替えられた。今後も続けていきたい」と納得の表情を見せた。

 投打ががっちりかみ合う理想の試合をものにして、球宴による4日間の中断期間を迎えた。「きょうのT−岡田とか安達を見ていると、あしたからもう3連戦組まれていればいいのにと思う」。指揮官の未練に、今季のチームへの手応えが感じられた。 (五島大裕)

 

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