海フェスタ、多彩に135事業 19日から京都府北部7市町
京都府北部5市2町で開かれる海の祭典「海フェスタ京都」(19日~8月3日)の実行委員会(事務局・舞鶴市)は17日、イベント内容を発表した。展示や帆船一般公開など135事業が行われ、100万人の来場を見込んでいる。海フェスタは国土交通省が主管し、全国の港湾都市が毎年持ち回りで開いている。前身の「海の祭典」を含め28回目で、府内では初めて。
舞鶴赤れんがパーク(舞鶴市)で期間中開催する「海の総合展」は、縄文時代の丸木舟から戦後の引き揚げまで、海を通して府北部の歴史と発展を振り返る。舞鶴西港には、「海王丸」などの帆船や、研究船、海上自衛隊や海上保安庁の艦船、クルーズ船など、さまざまな船が寄港する。講演会も、さまざまなテーマで開かれる。25日には宮津市で「北前船寄港地フォーラム」を開催。クルーズ船や物流、安全保障についてのシンポジウムも舞鶴市である。
赤れんがパークと西港周辺では週末を中心にご当地グルメなどを販売するコーナーやステージショーが設けられる。今週末には19、20日に赤れんがパークでTHEイナズマ戦隊などのライブ、20日に綾部市で「あやべ特産館にぎわいイベント」など、各地でイベントが予定されている。
主会場となる舞鶴市の東地区と西地区に計2290台の無料駐車場を確保。満車時には臨時駐車場(1500台)を用意する。赤れんがパークと西港、東舞鶴駅、西舞鶴駅を結ぶ無料シャトルバスを19日から土日祝に運行し、赤れんがパークと西港間のシャトル遊覧船(500円)を20日から土日祝日に運航する。 詳しいイベント内容は「海フェスタ京都」の公式ホームページで。
【 2014年07月17日 22時10分 】