シャア語録 〜これで君もシャアだ〜
認めたくないものだな…、自分自身の…若さ故の過ちというものを… | |
シャアのイメージを決定付けた名セリフ。WBをサイド7までムサイで追跡したが、部下のザクがガンダムの反撃で破壊されての独り言。 |
〜活用例〜 |
戦いとは、常に二手三手先を読んで行うものだ |
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さて、ザクを失ったシャアは、上官のドズル中将に補給を申し出る。直後副官ドレンに3名の突撃部隊の招集を命じる。「補給を待つのでは?」と不審がるドレンに一言。 |
〜活用例〜 |
そうそう当たるものではない |
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偵察のため潜入していたサイド7を脱出したシャア以下3名の突撃隊員にガンダムはビームライフルを向ける。焦る部下達を安心させるために吐いたセリフ。 |
〜活用例〜 |
させるかぁ! |
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ガンダムと初交戦、スレンダーのザクがビームライフル一撃で粉砕され、「あのMSは戦艦並みのビーム砲を持っているのか!」と驚愕した後にこの叫び。 |
〜活用例〜 |
モビルスーツの性能の違いが、戦力の決定的差でないということを教えてやる! |
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ガンダムとの2回戦、シャアの自信に溢れたセリフ。実際シャアのザクはガンダムを圧倒している。さて、これを身を持って教えてもらったアムロは弾切れバズーカをザクに投げつけるが、シャアはヒョイとかわして一言「甘いな」。 |
〜活用例〜 |
戦いは非情さ |
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大気圏でWBを逃がしたシャアだが、突入角度を逸らしてジオンの勢力圏内に追い込むことに成功。その二段構の作戦を理解したドレンに向かって。この直前、シャアは大気圏の摩擦熱で燃え尽きるクラウンを見捨てている。 |
〜活用例〜 |
水臭いな、今更 |
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ガルマのセリフに対する社交辞令。 |
〜活用例〜 |
君の父上がいけないのだよ |
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WBの一斉射撃に晒されたガウ内のガルマにシャアは遂に真実を語る。 |
〜活用例〜 |
坊やだからさ |
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ガルマ戦死の責任を取らされたシャアは罷免、場末のバーでガルマの葬儀中継を見る。ギレンは葬儀を利用し、戦意高揚の演説を行う。「何故だ!?」対して一言。 |
〜活用例〜 |
においだな |
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場末のバーで空しく酒を飲むシャアに、スーツ姿の男が酒を奢る。シャアは男を一瞥しただけでキシリアの親衛隊のものだと看破する。その根拠がこれ。NT能力とは別物。 |
〜活用例〜 |
見かけ倒しでなけりゃいいがな |
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ジャブロー攻撃の先発隊として投入された水陸両用MSゾック。シャアは「使えるのか?」と頼りにしていない性能をきいても納得せず、ゾックを眺めて一言。 |
〜活用例〜 |
冗談ではない! |
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赤いズゴックでジャブローに進入したシャアは念願のガンダムとの再会。アムロの成長に手応えを感じるが、ウッディ大尉のファンファンに割込まれカメラを潰されてしまう。折角の戦いをホバークラフトごときに邪魔されて。 |
〜活用例〜 |
ドレン、私を誰だと思っているのだ? |
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シャアの副官だったドレン中尉は大尉に昇格、シャアは彼の艦隊に応援を頼みWBを挟み撃ちにしようと考える。この時のドレンの「(我々に)追いつけますか?」に応対して。どうやらプライドを傷付けられたようだ。 |
〜活用例〜 |
若者をいじめないで頂きたい |
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WBを何度も討ちもらしたことをコンスコン中将に指摘され、散々嫌味をいわれ、シャアもカチンと来た。さっさと部屋を出ようとしたところを「誰が良いと言ったか」と呼び止められて。続けて「お手並みは拝見させていただく」というところにせめてもの抵抗を感じますね。 |
〜活用例〜 |
ララァは」賢いな |
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ララァと二人でコンスコン隊とWBの戦いを観戦。ララァは「白いMSが勝つわ」と勘のよさをみせ、ガンダムの勝利を予言する。それを誉めて。 |
〜活用例〜 |
私はお前の才能を愛しているだけだ |
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テキサスコロニーのエレベーター内での会話中、ララァの「私は大佐を守っていたいという情熱があります」に対する答え。 |
〜活用例〜 |
マスクをしている訳は分かるな、私は過去を捨てたのだよ |
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テキサスコロニーでセイラと再会、この時の捨てセリフ。妹に対してさえダンディズムを貫く。。このセリフはZでも標榜され、シャアを語る上でのキーワードといえる? |
〜活用例〜 |
それが自分の野心です |
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キシリアにジオン・ズム・ダイクンの息子であると看破され、ザビ家打倒以上の野望を持ち始めたことまで悟られ、諦めがついたのか開き直ったのか、本心を告白。 |
〜活用例〜 |
奴との戯れ言をやめろ! |
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アムロと交感するララァへの叫び。NTとしてララァと交感できない自分への憤り、劣等感、嫉妬感が見事に爆発していますね。 |
〜活用例〜 |
ララァ…私を導いてくれ! |
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どちらも重い叫びだ。しかし、テレビ版ではララァの存命中だ。「ララァ私はガンダムを討ちたい、私を導いてくれ」「お手伝いします、大佐」。しかし、ララァはガンダムのビームサーベルに貫かれ爆発。「うぉぉ!」と絶叫するシャア。劇場版ではこの「うぉぉ!」の代わりに叫んでいる。 |
〜活用例〜 |
はっきり言う、気に入らんな。 |
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最終決戦であるア・バオア・クー。シャアに与えられたのは80%の完成度で足もないジオングで、シャアはサイコミュを使いこなせるか不安に駆られる。「大佐のNT能力は未知数です。保証できるわけがありません」と技師に率直にいわれてこのセリフ。 |
〜活用例〜 |
しかし!私もニュータイプの筈だ! |
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NT用に開発されたジオングに乗ったシャアはガンダムとの戦いに苦戦、その焦燥感を紛らすために言ったのがこれ。テレビ版ではナレーションがこれを強調している。 |
〜活用例〜 |
いい女になるのだな |
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テキサスで今生の別れを告げた筈のセイラと再びア・バオア・クーで再会。素顔をみせ、この殺し文句を残して去る。「お前ももう大人だろ?戦争も忘れろ、いい女になるのだな」この後実際セイラは戦争から離れている。 |
〜活用例〜 |
チャンスは最大限に生かす、それが私の主義だ! |
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セイラとの別れの直前、「兄さんはどうするのです?」と問われて答えたセリフ。このチャンスとはキシリアを殺害することを指している。 |
〜活用例〜 |
ほぉ… |
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シャアはクワトロ大尉として活躍し始める。クワトロは赤いMSでサイド7に侵入、ガンダムMk-Uの奪取を狙う。アーガマはそのコロニーグリーンオアシスを狙撃する。かつて自分がムサイ艦でしたのと似た光景を目にして感心したように呟く。以後このセリフは多用されている。 |
〜活用例〜 |
シャア・アズナブルをいう人のことを知っているかな? |
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カミーユはティターンズに殺された両親のことを罵る。クワトロは理解を示しつつ、カミーユをなだめる。クワトロは自分との共通点を見出し、このセリフから説得を試みた。が見事に失敗。 |
〜活用例〜 |
殴られたくなければ、自分のミスを無くせ |
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ミーティングに遅れただけで、ウォンに気絶するまで殴る蹴るの暴行を受けたカミーユ。エゥーゴではこれを「修正」と呼ぶ。理不尽と反発するカミーユだが、「軍隊とは理不尽なところ」とエマにも殴られてしまう。クワトロはこのセリフを残し出撃するが、これが効果てきめん。カミーユは大慌てでクワトロ達を追う。 |
〜活用例〜 |
目立つ色になったから気をつけろ |
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それまで黒色だったリックディアスは全てクワトロ機と同じ赤色に塗り直された。その赤を「目立つ色」という赤い彗星。エゥーゴのパイロット達は赤は人気がある、味方に撃たれないという理由で赤くしたらしいが… |
〜活用例〜 |
これが若さか… |
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招待をほぼ看破されたクワトロ。「私はクワトロ・バジーナ大尉だ。それ以上でもそれ以下でもない」。その時。「歯ぁ食いしばれ!そんな大人、修正してやる!」カミーユの拳がシャアを吹っ飛ばす。飛ばされながらこう呟くのだ。 |
〜活用例〜 |
君を笑いに来た、そう言えば君の気が済むのだろう? |
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前話でアムロとシャアは出会っている。しかも、顔を合わせる前から名前を呼び合って敵を退けるのだ。その戦闘後再会した二人は会話をする。アムロの「何故地球圏に戻ってきたのです?」に対する答えがこれ。この後のシャアの言葉もなかなか名セリフだ。「籠の中の鳥は鑑賞される道具でしかないと覚えておいてくれ」 |
〜活用例〜 |
今日の都合で魂を売った人々の決定などは明日にも崩れ去るものさ |
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ブレックス准将と共に地球連邦総会に出席するが、ブレックスはティターンズに暗殺される。翌日、議会は満場一致でティターンズに連邦軍の全権をを譲渡。拍手の中クワトロはこう呟いた。 |
〜活用例〜 |
人の心の中に踏み込むには、それ相応の資格がいる |
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クワトロはしょっちゅうカミーユに説教を垂れるが、これもその一つ。何か悩んでいるレコア、それをきにするカミーユに対していったセリフ。カミーユは切り返す。「分かってますよそんな事。大尉にはその資格があります」「そうかな?いくつになってもそういう事に気付かずに人を傷付けるものさ」。自分も未熟だといっているのかと思いきや、その後レコアの部屋に行き「何を苦しんでいるのだ?」キッチリ踏み込んでいる… |
〜活用例〜 |
私はいつも一人の男だった |
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アクシズの旗艦グワダン内で大立ち回りを演じたシャアだが、レコアを巻き添えにするに及んで脱出に転じる。怪我を負ったレコアはシャアをザビ家復興が目的ではなかったことを問いただす。「私はザビ家とは関係ない」に続けてのセリフ。 |
〜活用例〜 |
私は人身御供か? |
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クワトロはシャアを名乗ってダカール議会を乗っ取り大演説をする。その成功祝賀会でハヤトに誉められ、居心地が悪くなったのか会場を抜けだす。「これで私は自由を失った」と慨嘆するシャアに対するアムロの「こんな大仕事に一人や二人の人身御供は要るよ」のあとにこのセリフ。更にアムロは「人身御供の家計かもな」 |
〜活用例〜 |
まだだ、まだ終わらんよ! |
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Zにおける最終決戦、コロニーレーザーの中でハマーンとシロッコの挟み撃ちに遭うクワトロ。シロッコの「貴様のようなニュータイプのなりそこないは粛清される運命なのだ!」既に百式は右腕を失い満身創痍。この絶体絶命の場面で吐いたセリフ。 |
〜活用例〜 |
新しい時代を作るのは老人ではない |
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コロニーレーザーから脱出しようとするクワトロだが、カミーユはこの場でハマーン&シロッコを倒そうと決意、クワトロだけを脱出させようとする。「貴方にはまだやることがあるでしょう〜」「君のような若者が命を落として、それで世界が救われると思っているのか」これに続けてのセリフ。 |
〜活用例〜 |
そんな決定権がお前にあるのか? |
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ハマーンとクワトロの最終決戦は続く。ファンネルを使うキュベレイに接近して四方からの攻撃を封じる手はジオングVSガンダムを彷彿させるが、「甘いなシャア」ハマーンのファンネルは百式を貫通。「これで終わりにするか、続けるか?シャア!」に対して。 |
〜活用例〜 |
私シャア・アズナブルが粛清しようというのだ! |
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サザビーのコクピットでアムロに怒鳴りつけたセリフ。この傲慢さは過去のシャアには見られなかったもの。この粛清とは地球にしがみつく人類を抹殺するために隕石を落とすことだ。アムロは「エゴだよ、それは」、その通り、アムロ君が正しい。 |
〜活用例〜 |
これでは道化だよ |
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ネオ・ジオンの拠点スウィートウォーターで大演説を行ったシャア。その壇上を降りた途端に吐くのがこのセリフ。ナナイにイメージ作戦となだめられる。ダカールでも言うだけ言っておいて不満を言うし、MSに乗らないと落ち着かないらしい。 |
〜活用例〜 |
私はお前と違ってパイロットだけやってる訳にはいかん |
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シャアはロンデニオン内で偶然アムロと出会う。珍しくMSでなく馬に乗っていたからだ。ドライブしていたアムロは当然疑問に思う。「何でここにいるんだ?」に対する返答。 |
〜活用例〜 |
煮すぎた者同士は憎み合うということさ |
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ナナイの指摘でララァの死を回想するシャア。「あれがニュータイプ同士の共感だろうとは分かる」と追憶するシャアはナナイの呼びかけで我に返り、このセリフで話題を閉じる。しかし、シャアは“NTのなり損ない”でアムロは“完璧すぎたNT”であり、その軋轢がララァを殺したのだが。 |
〜活用例〜 |
それでこそ私のライバルだ! |
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アクシズのノズル破壊にむかうアムロのνガンダムはシャアの追撃をまくためトラップを仕掛ける。その巧妙さに満足走に唸るシャア。更に「ララァが死んだ時のあの苦しみ、存分に思い出せ!」と続けてνガンダムに激しい攻撃を加えるが、アムロは冷静に切り返す。「情けないヤツ!」そう、ララァに拘りつづけているのはシャアであり、アムロにはライバルなど片腹痛いのだろう。 |
〜活用例〜 |
ララァ・スンは私の母になってくれるかもしれなかった女性だ! |
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「そのララァを殺したお前に言えたことか…」と続くシャア・アズナブル最期のセリフ。アムロへのライバル心に生き、アムロへの嫉妬心に死んだ男である。アムロは唐突なそのセリフに驚く。「お母さん?ララァが…うあッ!」アクシズが押し返され、地球の人々が助かるという表面的ハッピーエンドはこの救いのないセリフにより殺伐とした雰囲気を醸し出す… |
〜活用例〜 |