ゴジラ生誕60年を記念して公開されているハリウッド版「GODZILLA」が世界各地で興業一位の大ヒットだそうであります、中国では初日の売上が歴代一位を記録したのだそうです。
(参考記事)
ゴジラ生誕60年 ハリウッド版「GODZILLA」全米で公開、順調な滑り出し
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/140517/ent14051710240015-n1.htm
中国で「ゴジラ」大ヒット 初日売り上げ歴代1位の42億円…ただしハリウッド版ですが
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/140618/ent14061816340011-n1.htm
「GODZILLA」 週末興行収入、世界1位 ゴジラの「伝説引き継いでいる」
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/140519/ent14051910160004-n1.htm
APによれば今回の映画は、「1954年に日本で初公開された本多猪四郎監督の『ゴジラ』の『伝説を引き継いでいる』」のだそうです。
GODZILLAは米国で16日に公開されたほか、欧州やアジア、中東の60以上の国・地域で公開されている。日本での公開は7月25日。米国では、専門家による批評や実際に映画を見た人たちの反応も好意的なものが多いという。
APはGODZILLAが1954年に日本で初公開された本多猪四郎監督の「ゴジラ」の「伝説を引き継いでいる」とした。東日本大震災を念頭に置いたとみられる原発事故などの場面もある。アーロン・テイラー・ジョンソンさんが主演。科学者役で渡辺謙さんも出演している。
祝ゴジラ生誕60年、祝ハリウッド版「GODZILLA」世界大ヒットであります。
実は普段時事問題ばかり取り上げている当ブログですが、怪獣映画フリークでもありまして、過去にゴジラを取り上げたエントリーが今でも人気があり来訪者が絶えないのであります。
8年前、ゴジラのテーマの作曲者である伊福部昭さんが死去されたときのエントリーであります。
ゴジラ60周年を祝し、ここに再掲いたします。
産経コラムの間違いを正したものですが、未読の読者のみなさんが楽しんでいただければ幸いです。
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<ゴジラが皇居を襲わなかった本当の理由>(2006年2月10日)
今日の産経コラムは不肖・木走の怪獣オタク魂に火をつけたのでした。
●破壊王ゴジラでさえ、タブーを守っている~だからどうした産経抄
本日(10日)の産経新聞コラム産経抄から・・・
九十一歳で亡くなった作曲家の伊福部昭さんは、ゴジラ映画の音楽を担当したことで“おたく族”にも熱烈な信奉者がいるが、テーマ音楽のみならず、ゴジラの鳴き声も「発明」したそうだ。
▼封切りが迫るなか、ゴジラの鳴き声が決まらない。録音部が動物園で猛獣の咆哮(ほうこう)をとり、回転速度を変えたり、複数の動物の声を混ぜたりしたが、しっくりこない。そこで音楽担当の伊福部さんがコントラバスの弦を、松ヤニを塗った革の手袋でしごくアイデアを思いついた。空想の怪物に命が吹きこまれた瞬間だ。
▼北海道生まれの伊福部さんは幼いころアイヌの歌や踊りに触れ、独学で作曲を始めた。大学も北大農学部に進み、音楽家としては異端の道を歩んだ。だからこそ型にはまらない発想による情念の旋律が生まれた。これまた独学で日本の特殊撮影を世界標準に押し上げた円谷英二氏の映像とあいまって、ゴジラは不朽の名作となった。
▼第一作は戦争の記憶も生々しい昭和二十九年に封切られたが、そのときの「東京襲来ルート」が興味深い。一度目は品川周辺だけ。二度目は芝浦に上陸して新橋、銀座を経て永田町の国会議事堂を壊し、平河町から遠回りして上野、浅草と都心を時計回りに隅田川へ消えた。
▼平成十六年まで二十八作つくられたゴジラは新宿副都心をはじめ、ニューヨークまで遠征して暴れ回ったが、第一作同様、皇居の付近に足を踏み入れたことはない。「ゴジラ=戦死した兵士の霊」との怪説を唱えた評論家もいるほどだ。
▼だからどうした、といわれそうだが、破壊王ゴジラでさえ、タブーを守っている。小泉純一郎首相も皇室典範改正を「政争の具にしない」と繰り返し始めた。その言葉を信じてしばし、見守りたい。
平成18(2006)年2月10日[金] 産経抄 産経新聞
http://www.sankei.co.jp/news/column.htm
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コラムの結語
平成十六年まで二十八作つくられたゴジラは新宿副都心をはじめ、ニューヨークまで遠征して暴れ回ったが、第一作同様、皇居の付近に足を踏み入れたことはない。「ゴジラ=戦死した兵士の霊」との怪説を唱えた評論家もいるほどだ。
だからどうした、といわれそうだが、破壊王ゴジラでさえ、タブーを守っている。小泉純一郎首相も皇室典範改正を「政争の具にしない」と繰り返し始めた。その言葉を信じてしばし、見守りたい。
そうですか、平成十六年まで二十八作つくられたゴジラはタダの一度も皇居を襲っていないですか。
ほほう「ゴジラ=戦死した兵士の霊」との怪説を唱えた評論家もいるほどですか。
そうですか、ゴジラが皇居を襲わないのは「破壊王ゴジラでさえ、タブーを守っている」ですか?
ふーん。
だからどうした産経抄!
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「平成十六年まで二十八作つくられたゴジラ」作品ってこれですよね(読者へのサービスとして封切り日と観客動員数付きにしてみました(苦笑))
【ゴジラ全作品】
No 作品名 公開年月 観客動員数 01 ゴジラ 昭和29年(1954)11月3日 961万人 02 ゴジラの逆襲 昭和30年(1955)4月24日 834万人 03 キングコング対ゴジラ 昭和37年(1962)8月11日 1255万人 04 モスラ対ゴジラ 昭和39年(1964)4月29日 720万人 05 三大怪獣 地球最大の決戦 昭和39年(1964)12月20日 541万人 06 怪獣大戦争 昭和40年(1965)12月19日 513万人 07 ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘 昭和41年(1966)12月17日 421万人 08 怪獣島の決戦 ゴジラの息子 昭和42年(1967)12月16日 309万人 09 怪獣総進撃 昭和43年(1968)12月20日 258万人 10 ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃 昭和44年(1969)12月29日 148万人 11 ゴジラ対ヘドラ 昭和46年(1971)7月24日 174万人 12 地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン 昭和47年(1972)3月12日 178万人 13 ゴジラ対メガロ 昭和48年(1973)3月17日 98万人 14 ゴジラ対メカゴジラ 昭和49年(1974)3月21日 133万人 15 メカゴジラの逆襲 昭和50年(1975)3月15日 97万人 16 ゴジラ 昭和59年(1984)12月15日 320万人 17 ゴジラVSビオランテ 平成元年(1989)12月16日 200万人 18 ゴジラVSキングギドラ 平成3年(1991)12月14日 270万人 19 ゴジラVSモスラ 平成4年(1992)12月12日 420万人 20 ゴジラVSメカゴジラ 平成5年(1993)12月11日 380万人 21 ゴジラVSスペースゴジラ 平成6年(1994)12月10日 340万人 22 ゴジラVSデストロイア 平成7年(1995)12月9日 400万人 23 ゴジラ2000 ミレニアム 平成11年(1999)12月11日 200万人 24 ゴジラ×メガギラス G消滅作戦 平成12年(2000)12月16日 135万人 25 ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃 平成13年(2001)12月15日 240万人 26 ゴジラ×メカゴジラ 平成14年(2002)12月14日 170万人 27 ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS 平成15年(2003)12月13日 110万人 28 ゴジラ ファイナル ウォーズ 平成16年(2004)12月4日 100万人
悪いけど、不肖・木走は全作品鑑賞してますから。(←誰にえばってんだ、誰に)
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