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 静岡県沼津市の登山家、実川欣伸(じつかわよしのぶ)さん(71)が16日、富士山の登頂記録を1673回に伸ばした。登山案内などで荷を背負う「強力(ごうりき)」の梶房吉さん(1900~67)が1672回登ったとされる、これまでの最多記録を塗り替えた。

 実川さんは15日午後、静岡県富士市の田子の浦を出た。16日午後4時35分ごろ、山頂に到着。「大勢の山仲間の応援があって偉大な記録を達成することができた。私にとっては明日から新しい富士登山が始まる。今は達成できた喜びだけです」と話した。

 1985年夏、42歳のとき、「一生に一度は」と家族5人で富士山に登ったのが初めて。元々、歩くのが好きで、勤め先の会社に来た中国人研修生を富士山へ案内するようになり、登頂回数が増えていった。