ベネッセ 再発防止策など国に報告へ7月17日 4時22分
ベネッセコーポレーションで大量の個人情報が流出した問題で、会社側は17日に茂木経済産業大臣に対して、これまでの社内調査の結果のほか、再発を防ぐための対策について報告することにしています。
この問題で、ベネッセは経済産業省から個人情報保護法に基づいて詳しい事実関係の報告などを求められており、17日に原田泳幸社長が茂木経済産業大臣に対し、これまでの社内調査の結果と再発を防ぐための対策を報告することにしています。
このうち再発防止策に関しては、外部の派遣社員に保守・管理を委託していた顧客データベースから個人情報が流出していたことから、専門機関を活用してデータベースを常時、監視することやアクセスできる権限をいまよりも大幅に絞り込むことなどが柱になる見通しです。
また、これまで行ってきた個人情報の取り扱いに関する社内教育も見直し、より厳しく実施していくことなどを盛り込むことにしています。
これとは別にベネッセは15日に外部の弁護士を委員長とする調査委員会をつくり、1か月後をメドに報告書を取りまとめることにしていますが、利用者の納得を得られる徹底した再発防止策を整えられるのか厳しく問われることになりそうです。
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