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@stellaSSL はる@ゴネクあ25
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PDAが直振で震え、バーナビーをものの3秒で覚醒させる。
ぱちりと目を開けてまず虎徹が起きていないかを確かめた。虎徹は寝にくかったのかいつの間にか反対を向いていたが、起きている様子もなく肩も規則正しく上下している。
バーナビーはほっとするとそのまま静かに体をずらし、ベッドサイドからあらかじめ用意しておいたローションとゴムを取り出す。
そうして上体を起こし、虎徹の寝顔を見る。
自分のペニスは布地を押し上げて朝勃ちしていたが、虎徹はどうだろう。
少しだけ気になって、指先を伸ばす。
そっと上から包むように触れてみると、年齢上バーナビー程ではないにしてもむくりとペニスが形を成している。
形も熱さも掌を通して伝わってくる。
気を良くしたバーナビーは虎徹の眉間に口づけてから、計画を実行に移す。
寒くないように室温を少し上げ、虎徹の上からブランケットを取り去る。そして虎徹をうつ伏せにし、ピローに馴染ませてから虎徹の両親指にリングを嵌める。
これだけで人はまず動けなくなるのだから、これを考えた人間は天才だという他にない。
別に虎徹に無体を強いる気はない。
ただ気持ち良くなって欲しいだけなのだ。虎徹の事を考えないのなら、既に昨日の時点でもっと酔わせて潰してやってしまえば事は済んだだろう。
愛しているからの行為なのだと、きっと虎徹も分かってくれる。
容器を押し潰し、無色で粘性の高いローションを指にたっぷりまぶす。
前回痛がられた事を教訓に粘度の高いものを用意したが、いわゆる媚薬の混じっているような性感タイプのものではない。
そういう成分入りのを使っても良かったが、それでは自分の目的と離れてしまう。
あくまでも己の手管で、虎徹を気持ちよくさせたい。
それは雄としての矜持というのか、根元的な支配欲にも似ていて、自分の中にこういう他人に向く欲望がある事に最初のうちは驚いた。
けれど認めてしまえば何と言う事もない。全ては虎徹が虎徹であるからだ。
「愛しています」
起きていない事を承知で耳元に囁き、バーナビーは乾いた手で虎徹のアンダーウェアをずり下ろす。
抱き留めるように虎徹の体を自分に背から預けさせ、横抱きのような姿勢を取らせる。
引き締まった尻の間を辿り、割り開くようにして後ろから膝を捻じ込む。
そうしてすり、と乾いたアナルの周囲を指先で辿る。
冷たかったローションはすぐに虎徹の体温に馴染み、ぬるりと滑る独特の感触だけを残して溶けて肌に広がっていく。
それをぐ、と指で中に押し込む。
「んっ…」
指一本でも衝撃は響いたのだろう。鼻にかかるような声が漏れた。
同時にアナルもきゅん、と締まる。けれどローションのぬめりが指の侵入を助け、指は肉を掻き分けながらずるりと根元まで入り込んだ。
さあ、ここからだ。
「足りるか…?」
粘度が足りないと困るので、少し多めにローションを掌に垂らす。
掌で温めてから指全部を伝わせてとろ、と流し込み、指を軽く中で動かす。
ぬち、ぬち、といやらしい音が響く。
ずきんと股間が痛んだが、あえてそれは無視してゆっくりと指を今度は掻き出すように使う。
思った通り体から力が抜けているので、大分やりやすい。
更に締められても抜けないよう、バーナビーは開いた手で虎徹の薄い尻肉を上に持ち上げて、アナルをぐっと晒して広げる。
「…っ、んん…」
声が少し大きくなる。
そろそろ起きるかと思いながら、バーナビーは指を増やしてぐっと中を広げる。
そのまま抜き差しを続けていると、わずかに中がうねり始めたのが分かった。
「ふっ…あ、ああ…」
虎徹も明らかに感じ始めている声を上げる。
やはり慣らしが不十分だったのだ。
もっとあの時理性を持ってどろどろに慣らせていれば、と思ったが、そんな努力を試みた所で理性は途中で吹き飛んでしまっていただろう。
だから、今はただ最善を。
バーナビーは注意深く虎徹の様子を見ながら、今度は指をぐっと中で鉤のように折り曲げる。
そのまま奥に一度押し込み、何回か擦る。
指に当たる肉壁が締まってこないので、まだ起きてはいない。この隙にやわらかく、ふかく押し広げてやる。
ここに、僕のペニスを入れるんですよ。
僕が貴方を、ペニスで感じる体に作り替えてあげますから。
首筋に顔を埋め、目を伏せてぶじゅ、ぶじゅ、と指を浅く往復させる。
「あ、う…っ、ん、あァ…っ」
声が甘さを帯びて変わってきたので、そろそろ頃合いかとバーナビーはちゅ、と虎徹の項に吸い付いた。
さあ、起きて。
一番気持ちいい中で起きて。
そうしたらもう、絶対に逃がさない。

バーナビーは折り曲げたままの指を、ゆっくりと入り口に向かってそのまま動かす。
抜ける感じが気持ちいいのだと書いてあったから、こうすればきっと虎徹だって気持ちがいい筈だ。
アナルから抜ける寸前まで指を引き抜いて、ごしゅごしゅと折り曲げた関節を当てながら入り口を擦り立てる。
「っ…うあ…ァ、んんんん~~~っ」
これにはたまらず虎徹も目を覚ました。
「…え、バニ、ちょ…んぐ、あ、ああ…あ❤」
起きた瞬間に与えられる刺激に、堪らず声が上がる。
今置かれている状況が理解できない。一瞬で煮えた思考はもう体の熱と快感を拾うのに必死だ。
「…おはようございます、虎徹さん」
虎徹に言葉を差し挟む余地を与えない。
それでも逃れようとしたのを追いかけ、首を吸い付くように辿られてますます全身の力が抜けた。
起き抜けで体に全く力が入らない。
更に、親指もリングがかかっているから腕を動かす事も出来ない。
「~~~~っ、バニィ、ちょ、んああっ」
「後でちゃんと説明しますから。今はただ、気持ち良くなって。そして、僕を受け入れて」
そう言うとバーナビーは己の体を倒し、虎徹を上に乗せてしまう。
背中からバーナビーの上に乗せられ、虎徹は動こうとするが足も膝で割られているから身動きが利かない。
ぬぼぬぼぬぼぬぼ、ぐちぐちぐちぐち。
ひどい水音と共に、執拗にひたすらに入り口を擦られる。
抜けかかる感じが堪らなく気持ち良くて、虎徹はあ、あ、と切れ切れに声を上げるしかなかった。
「んう、うう…っぐ、ふう、う、あぅ…っ」
空いた手で乳首もこりこりと摘ままれ、喉を反らせて喘ぐ。
熱に浮かされたように霞んだままの頭で、虎徹はバーナビーの指に延々と感じさせられた。
最初のセックスがあんまり痛かったから、どうしてもセックスが好きになれなくて虎徹なりに拒んでいた筈だったのに。
それが、どうしてこんなに馬鹿みたいに感じてしまっているのだろう。
「あ、あ、ァあ、あ、バニィ、バニィィっ」
まるで自分の声ではないみたいだ。
あられもない声から逃れるように視線を落とせば、朝の光に丸見えな自分の状態があった。
すっかり濡れて勃起した自分のペニスに、かっと顔に熱が集まる。
「お、俺、バニ、おかし」
「おかしくないですよ。感じてくれているんでしょう…?前も、後ろもぐしゃぐしゃだ」
甘く低い声にぞくぞくと背筋が粟立つ。
バーナビーのペニスもすっかりアンダーウェアを押し上げて育っていて、硬いものが虎徹の腹部に当たる。
虎徹のこんな姿に、バーナビーも興奮しているのだ。
起き抜けに手を出されたのは自分なのに、本当はきっと怒るべきなのに、怒る言葉も見つからない。

本当は。
痛くさえなければ、セックスだってしたいのだ。
バーナビーに触れられるのも、キスも、抱き合うのも全部気持ちがいい。
問題なのは挿入だけだ。
だから。
「ば、バニィ、なあ、あ…っ❤」
「…何です…?」
「……て、くれんの」
「え?」
「―――良くして、くれんの…?お前との、セックス、好きに…」
させてくれんの。
最後は羞恥で掠れたが、それだけで全部伝わったらしい。
はい、と嬉しそうに首筋を何度も啄むバーナビーに、すり、と無理な体勢ながら虎徹も頬を寄せた。



<3へ続く>


02:22 AM - 26 Jan 13 via Twishort

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