配線用遮断器と漏電遮断器の違いは?
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2008/3/1812:15:34
MCCB と MCB はいずれも Molded Case Circuit Breaker の略で、日本語では「配線用遮断器」ということになると思います。
ELB(ELCB)は Eearth Leakage Circuit Breaker の略でこちらが「漏電遮断器」ということです。
配線用遮断器(ブレーカー)は過負荷や短絡などの要因で二次側の回路(負荷、電路)に異常な電流が流れたときに、電源供給を遮断する役目があります。これは電線や機器を保護するのが主たる目的です。
漏電遮断器(漏電ブレーカー)は、これに漏電検出用の零相変流器を組み込んだもので、電源から接地への 漏洩電流を検出した際に回路を遮断する役目があり、感電事故防止にも効果的です。
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編集あり2008/3/2121:41:20
こんばんは
分かる範囲で記載してみます。
配線用遮断器(MCCB、メーカーによってNFB【ノーヒューズブレーカー】という言い方をする場合もあります)
・その名の通り、配線を過負荷及び短絡電流から保護するためのブレーカーです。もし仮に配線の許容電流が33Aだとすると
配線用遮断器は33A以下の容量のものを選定する必要があります。(現実には30Aを選定 幹線>遮断器)
漏電遮断器(ELB)
・漏電した際に動作するブレーカーです。昔は漏電検知機能しかない漏電遮断器もありましたが、
現在の漏電遮断器には、漏電検知機能、配線保護機能(過負荷、短絡)、中性線欠相保護機能(電灯用のみ)
がついているものがほとんどです。ちなみに中性線欠相保護機能とは、(一言言うと)接触不良等により
分電盤以降に変な電圧がかかると、それを検知してブレーカーが動作する機能で、非常に有益な機能です。