[PR]

 菅義偉官房長官は16日午前の記者会見で、集団的自衛権に関して「民主党は抑止力の重要性について認識が欠けているのではないか」と述べ、民主党を批判した。14、15両日の国会集中審議で民主党に挑発的な発言を繰り返した安倍晋三首相に歩調を合わせた。

 菅氏は、鳩山由紀夫元首相が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で「最低でも県外」と発言して撤回した経緯が、安倍首相の念頭にあると説明。「民主党が責任政党ならば、安全保障政策や抑止力の重要性について真剣に向き合っていくことが極めて大事だ」と述べた。

 首相は集中審議で「抑止力を高めれば平和が保たれるのか」と質問した民主党の海江田万里代表に、「全く抑止力を認めていないのか。さすが民主党だ」と答弁するなど、民主党批判を展開していた。