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 原子力規制委員会が審査書案を公表した16日、九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の正門前では朝から、脱原発を訴える全国行脚「命の行進 2014」を続けている日本山妙法寺の僧侶ら約20人が「原発のない社会を」と祈りを捧げた。

 一行は3月から原発が立地する全国の自治体を巡ってきた。もともと16日に薩摩川内を訪れる予定で、審査書案公表の日に当たったのは偶然だという。責任者の矢向(やこう)由季さん(38)は「原発がなく、平和で人間らしく生きられる社会になってほしい」と話した。

 川内原発建設反対連絡協議会など脱原発を訴える団体は16日午後、規制委の田中俊一委員長あての抗議文を、同市内の現地事務所に提出する。協議会の鳥原良子会長(65)は「要援護者の避難計画はできておらず、使用済み核燃料をどうするかも決まっていない中での再稼働は許されない」と話す。