【世宗聯合ニュース】韓国農林畜産食品部は１６日、農食品の輸出拡大のため日本の食品卸大手２社が大阪で開催する食品展示会に参加すると明らかにした。
日本は韓国にとって最大の農食品輸出市場で輸出額は２０１０年の１０億２０００万ドル（約１０３７億５０００万円）から１２年には１４億ドルと増加した。だが、昨年は円安や反韓感情の影響で１２億８０００万ドルに減った。
同部は日本市場について、流通構造が複雑で食品を供給する大手流通業者が重要な役割を果たしていると説明。今回の展示会を通じた輸出拡大に期待を示した。展示会には韓国館を設け韓国の新商品を紹介する計画だ。
同部関係者は、「日本の販売展示会は韓国食品の現地流通進出前のテストの場となり実際の入店につながる可能性が高い」と話した。
展示会は日本アクセス主催の「フードコンベンション２０１４」が２４～２５日、伊藤忠食品主催の「FOOD WAVE ２０１４」が３０～３１日に開かれる。会場はいずれもインテックス大阪（大阪市）。