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【大相撲】

高安がパッキャオ効果で3連勝

2014年7月16日 紙面から

生まれて初めてフィリピンに行った5月26日にボクシングのマニー・パッキャオ(左)を訪ねた高安(高安提供)

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◇名古屋場所<3日目>

 (15日・愛知県体育館)

 平幕の高安(24)=田子ノ浦=が3連勝。遠藤(23)=追手風=は今場所初白星、大関稀勢の里(28)=田子ノ浦=は大砂嵐を破って連敗を免れた。横綱陣は安泰。白鵬は勢を上手投げで転がし、日馬富士は松鳳山を冷静にさばいた。鶴竜も魁聖に完勝し、在位する3横綱が初日からそろって3連勝としたのは1989年春場所(北勝海、千代の富士、大乃国)以来。

 高安が場所前に立てた目標は「優勝争いに絡みたい」だった。まだ3日目ではあるが、初日から3連勝と好スタートを切った。

 突き放せなかったものの「休まず攻めたのがよかった」と、過去5勝1敗と相性のいい隠岐の海を左四つで寄り切り。名古屋の暑さも「自分に合っている。食欲もあるし夏ばてしてない」と元気いっぱいだ。

 精神的にリフレッシュして臨む名古屋場所。夏場所の千秋楽翌日、母ビビリタさん(52)の故郷・フィリピンに飛び立った。「生まれも育ちも日本。一度も行ったことがない」という高安が、初めて踏んだ母の生まれ故郷。到着してすぐ向かったマニラの議員会館で対面したのが、ボクシング世界6階級王者で国会議員でもあるマニー・パッキャオだった。

 「相手を正面に置いて軸がぶれない。必ずあごを引いている。フットワークもきれい。相撲の基本のような動き。見ていて感動します」と高安。尊敬する人から、「日本での活躍をうれしく思ってる」と声をかけられ大きな刺激を受けた。

◆リラックスした時間

 母は8人兄妹。「親戚とも初めて会って、みんな応援してくれてる。日本にはない、気持ちいいくらいフレンドリーなところがありました」とリラックスした時間を過ごしたという。

 「日本にいると笑わないことがいいとされるときもある。でも、むこうでは笑うことが多かったですね」

 幕内の2桁まで番付を下げたのは、3年前の名古屋場所以来。「元小結で終わりたくないですからね」。笑顔で千秋楽を迎えられるよう、今場所を上昇のきっかけにするつもりだ。 (岸本隆)

 

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