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きゃりーぱみゅぱみゅさん 世界進出手応えは
7月16日 14時13分

きゃりーぱみゅぱみゅさん 世界進出手応えは
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日本の「カワイイ」文化を象徴する存在として活躍する歌手のきゃりーぱみゅぱみゅさん。
ことし、世界11の国と地域を巡る2度目のワールドツアーを行い、先月帰国しました。
海外にファン層を広げるきゃりーさんは「日本でも海外でも、結局、みんながカワイイと思うものに違いはない」と語ります。

「愛」感じる海外のファン

きゃりーさんにとって2度目となるワールドツアーは、「カワイイ」文化の人気を背景に、アメリカ、台湾、シンガポール、オーストラリア、それにフランスなど世界の16都市で開催する大規模なものとなりました。
日本語での声援も当たり前のように飛び交った今回のツアーは、前回を上回る手応えがあったと言います。
「皆さん、結構、日本語を覚えて来てくれてるのかなと思いました。ライブでも、お客さんが口をパクパクして歌ってるんですけど、(口の動きを見ると)日本語で歌詞が合っている。それはすごいことで、愛を感じましたね」(きゃりーぱみゅぱみゅさん)
また、最初のころのファンはコスプレ好きの若い女性が多かったそうですが、ファン層の新たな広がりも実感したそうです。
「もちろんコスプレの方もいるんですけど、サラリーマン、仕事帰りっぽい新しい感じの男の人が増えてたり、家族連れが増えてたり」(きゃりーさん)

「カワイイ」の感覚は世界共通

きゃりーさんは、自身の活動のコンセプトから衣装、メイク、ライブの演出に至るまでさまざまなアイデアを自分で考えています。「私には人をびっくりさせたい気持ちがすごくあって、『みんながこう思っているんじゃないかな、じゃあ逆にしよう』と考えたりもする」と話すとおり、歌のプロモーションビデオには、どくろやサメ、目玉など、かわいいだけでなく「どきっ」とするものも出てきます。
きゃりーさんがよいと思うものを表現し、これが海外にも広く受け入れられています。
きゃりーさんは、「クール・ジャパン」と呼ばれる日本のファッションや音楽文化を海外に紹介する日本政府の取り組みで、宣伝役も務めています。
「カワイイ」文化が海外でこれほど受け入れられていることを、どう受け止めているのか。
「私がしていることで『カワイイ』って言われてることは、かなり海外から影響を受けてるんですよ。外国の子どもとかすごくかわいらしいですし、そういう世界観も好きで、少女の部屋のように部屋にバービー人形を置いています。海外の方から影響を受けてやっているものが、海外の人が『いいね!』と言ってくれる。結局、みんなが『カワイイ』って思うものって、一つなんじゃないかなと思いますね」(きゃりーさん)
自身のこれからについては、「ありのままのスタイルでやっていきたい」と語るきゃりーさん。
「世界」に舞台を広げても、変わらず、ありのままの感性で活動を続けることが人気の理由なのかもしれません。

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