灯籠壊し修理代詐取 京都府北部、容疑男を再逮捕
墓の灯籠を壊して所有者から修理代名目で現金をだまし取ったとして、京都府警京丹後署と宮津署は16日、詐欺の疑いで、住所不定、石材業高見義文容疑者(53)を再逮捕した。捜査関係者によると、同容疑者は墓に記されている所有者の住所を電話帳や住宅地図で割り出して自宅を訪問。墓地まで連れて行って壊れた灯籠を見せ、「獣が倒したのだろう」などと偽って修理を持ちかけていた、という。
高見容疑者は仕事で主に灯籠を取り扱っていたが、昨夏に壊れた灯籠の火袋をたまたま見つけたのをきっかけに詐欺行為を思いついた。調べに「正規の仕事ではもうからないので昨夏以降、京都府北部で20件ほど繰り返した」との趣旨を供述している、という。
両署は、宮津市や京丹後市、与謝野町の約70人に灯籠の修理をしたことを示す書類を、高見容疑者の軽乗用車から押収。車内には府北部地域の地図や電話帳もあり、車で移動して訪れていたとみている。
捜査関係者の説明では、高見容疑者は6月19日、与謝野町の墓地で墓の灯籠を壊して笠(かさ)や中台を倒して、割れた火袋を置き、これらの破損に偶然気付いたかのように装って、修理代金として所有者の女性(78)から現金1万円を詐取した疑いが持たれているという。
両署は、女性と破損修理の契約を交わした際にクーリングオフを記した書類を渡さなかったとして、特定商取引法違反の疑いで高見容疑者を今月5日に逮捕していた。
【 2014年07月16日 15時10分 】