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2011年1月30日 (日)

iperf (jperf) でLANのネットワーク速度を測定

iperf は、ネットワークにTCP/UDPのトラフィックを送信しパフォーマンスを測定するツールで、これを使って自宅のネットワーク速度を診断する事ができる。iperf はLinuxのオープンソースとして公開されており、Windows版の実行ファイルも無償でダウンロードできる。

20110130_015

jperf は、iperf に Java でGUIを追加したもので、さらに使いやすくなっている。しかし、Windows 7 ではJava をインストールしただけではダメで、path を設定しなければ 「'javaw 'が見つかりません。」と表示されるのでちょっと悩みましたが・・・

iperf は、2台のPC間で速度を測定するソフトウェアで、片方をサーバ、片方をクライアントに設定して測定をします。今回は、WH-G300DR のLANに接続したPC(PhenomII 955 3.2GHz)をサーバに設定して、NotePC(Core2Duo P8400 2.26GHz) をクライアントにして測定をしました。PCのスペックがあまり低いと速度が出ない事もある。

測定結果

Lan

赤字で測定結果を記入してみたが、PLC が 19~5Mbps となっていて、思ったより速度が出ていない事が判った。BHR-4RV のHUB と WH-G300DR のHUBを経由しているので、PLC単独の性能では無いかも知れないが・・・

802.11n WiFiの速度は、近距離で 32Mbps。2階でも 21Mbps の速度が出ていた。これは、予想よりも良い結果で、これではPLCを使う意味が無いかも。

1.iperf の使い方

iperf 2.0.5 (2011.1.30現在最新) は、source forge からダウンロードできるが、Windows の実行ファイルはここにありません。自分で exeファイルを作るのは大変なので、探したら Iperf 2.0.5 for Windows にWindows版が公開されていました。

Snag0009

iperf はDOS窓で実行する事になりますので、ダウンロードしたファイルを解凍して、ユーザディレクトリ(C:\Users\User)に移動しておきます。

[サーバ側]
Snag0031

> cd iperf-2.0.5
> iperf -s

[クライアント側]
Snag0030

> cd iperf-2.0.5
> iperf -c 192.168.12.25

クライアント側は、サーバのIPアドレスを指定すると測定を開始します。サーバのIPアドレスは、サーバPCのDOS窓で ipconfig とタイプすると表示されるハズ。

iperf  のコマンドは、iperf.txt に記載されていますが、日本語が良いという方は ネットワークツール(iperfの使い方) をご覧ください。実際に指定するコマンドは、TECHNERD::INIT (iperfの使い方) の説明が解りやすい。

2.jperf の使い方

コマンドラインは面倒だという方は、java を使ったGUI版がある。xjperf のDownloadsから jperf2.0.2.zip をダウンドードしました。iperf と同様に、ダウンロードしたファイルを解凍して、ユーザディレクトリ(C:\Users\User)に移動しておきます。

Snag0014

Javaをダウンドードしていない場合は、java.com からダウンドードしてインストールします。インストールされているかどうかは、C:\Program Files (x86) に java があるかどうかで判断できる。

Snag0019

Snag0020

Windows 7では、java をインストールしただけではダメで、path を設定する必要があります。マイコンピュータのプロパティから、システムの詳細設定、環境変数を開く。

Snag0018

C:\Program Files (x86)\Java\jre6\bin を開いて、パスをコピーしておく。

Snag0024

Snag0023

環境変数 path が無い場合は、[新規]で、path に  C:\Program Files (x86)\Java\jre6\binを追加する。すでにpathがある場合は、[編集]をクリックして、最後に";"を追加して C:\Program Files (x86)\Java\jre6\bin を入力する(スペースを入れない事)。

Snag0026

DOS窓を開いて path に追加されている事を確認する。または、javaw とタイプして「コマンドとして認識されていません」と表示されなければ成功。

Snag0027

> cd jperf-2.0.2
> jperf

Snag0012

path が設定されていないと「'javaw'が見つかりません」と表示される。

[サーバ側]
20110130_015_2

[クライアント側]
Snag0029

デフォルトでは、10回測定してグラフ表示してくれるのでかなり便利です。

自宅のネットワーク性能を測定して、どこにボトルネックがあるか診断してみてはどうでしょうか。データサイズを変更すると、速度も変わりますので色々試して見てください。なお、QoS という機能で、ルータが帯域を制限している場合があります。ルータやAPを経由する場合は、ルータの設定も確認しておいてくださいね。

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