かるた甲子園、京都・北稜高が初出場 創部12年目で悲願
「かるた甲子園」と呼ばれ、大津市の近江神宮で20日に開かれる「全国高校小倉百人一首かるた選手権大会」の団体戦に、京都府代表で北稜高(京都市左京区)の競技かるた部が初出場する。あと一歩で出場を逃した昨年の悔しさをばねに練習に励み、強豪・洛南高(南区)の13年連続出場を阻んだ。創部12年目の悲願達成で全国に挑む。
競技かるた部は2003年に顧問1人と部員1人で発足した。近年のかるた人気の高まりで部員が増え、今年は26人。5年ほど前から、かるた甲子園の団体戦出場が懸かる府予選に参加してきた。
昨年の府予選は洛南高との2校で競い合った。5人の対戦で、3回勝負の1回目は、創部以来初めて洛南高から勝ち星を挙げた。しかし2回目を落とし、3回目も2勝3敗で敗れた。その差はわずか数枚だった。
雪辱を期すため、部員たちは自主的に練習時間を増やした。卒業生を相手に練習し、週末には社会人に混じって試合を重ねた。今年6月の府予選には4校が出場。勝利を積み重ね、最後は接戦の末、洛南高を破った。
夢舞台が間近になり、練習に熱が入る。静寂を保つため窓を閉め、扇風機も止められた蒸し暑い室内。部員たちは流れる汗をぬぐい、畳でこすれて膝が破けたジャージー姿で札取りに集中する。
部長の3年石坂詩織さん(18)と副部長の3年半田恵実さん(17)は「先輩や府予選で負けた人の分も頑張りたい。目標は4位以上の入賞。3年生は最後の大会なので、仲間と少しでも長く競技をしたい」と話した。
【 2014年07月16日 11時17分 】