オールスター戦を前に会場となるターゲット・フィールドで、メディアの取材に対応する日本野球機構の熊崎コミッショナー=15日、ターゲット・フィールド(撮影・リョウ薮下)【拡大】
プロ野球の熊崎勝彦コミッショナーは15日、投手の肘の故障の研究と防止のため、米大リーグ機構(MLB)と協力していく方針を示した。
大リーグのオールスター戦視察などのために渡米中の同コミッショナーは14日に、MLBのマンフレッド最高執行責任者と会談。大リーグではヤンキースの田中将ら投手の肘の故障が多発しており、日本側に意見を求めてきた。
同コミッショナーはメジャー球よりも滑りにくいとされるプロ野球の公式球を持参するなどして、日本の状況を説明したという。「日本は協力を惜しまないし、知識を共有したい」と話した。(共同)