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ベネッセ情報流出 派遣社員を立件へ 警視庁
7月16日 4時11分

ベネッセ情報流出 派遣社員を立件へ 警視庁
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「ベネッセコーポレーション」の通信教育サービスを利用している顧客の個人情報が流出した問題で、関与を認めている外部業者の派遣社員が顧客の大量の情報を圧縮ファイルで小分けにして記憶媒体にコピーしたうえで持ち出した疑いがあることが、捜査関係者への取材で新たに分かりました。警視庁は、営業秘密に当たる顧客の情報を流出させた不正競争防止法違反の疑いで派遣社員を近く立件する方針です。

この問題は、「ベネッセコーポレーション」の通信教育サービスを利用している子どもや保護者の名前や住所などおよそ760万件の個人情報が流出したものです。
警視庁などによりますと、顧客のデータベースの保守管理を委託されていた外部業者の派遣社員のシステムエンジニアがベネッセのグループ会社「シンフォーム」の東京・多摩市にある事業所でデータベースにアクセスし、個人情報をコピーしたとみられています。
この派遣社員がデータベースの大量の情報を容量を小さくするため圧縮ファイルで小分けにして記憶媒体にコピーしたうえで持ち出した疑いがあることが、捜査関係者への取材で新たに分かりました。派遣社員はその記憶媒体を自宅のパソコンにつなぎ、さらに別の記憶媒体にコピーするなどして、名簿業者に売り渡していた疑いがあるということです。
警視庁は、営業秘密に当たる顧客の情報を流出させた不正競争防止法違反の疑いで派遣社員を近く立件する方針です。

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