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 三菱地所は15日、東京・大手町で温泉を掘り当てたと発表した。6月に地下1500メートルからくみ上げたお湯を専門機関で分析したところ、温泉と認められたという。建設中の温泉旅館とオフィスビル内のフィットネス施設の風呂に使い、一般の人も有料で入れるようにする。

 泉質は「含よう素―ナトリウム―塩化物強塩温泉」で、筋肉や関節の痛みやこわばりに効くという。旅館「星のや東京」とビルは2016年4月に完成予定。災害時には医療関係者や従業員、ボランティア向けの風呂として使う計画だ。(山下龍一)