参院で集団的自衛権に絡む集中審議が行われた１５日、東京・永田町の国会周辺で市民団体「戦争をさせない１０００人委員会」と「解釈で憲法９条を壊すな！実行委員会」が８時間の座り込みを行った。両団体によると１０００人以上が参加。１４日からの２日間で座り込みは１６時間に及んだ。

　東京都江東区の大学２年、中野明音（あかね）さん（１９）は「大切な人が戦場に送られることがどういうことなのか、安倍首相は真剣に考えてほしい。国民に信を問うべきだ」と語った。【野島康祐】