韓国軍が、ベトナム戦争で民間人を虐殺した証拠を集めた、神奈川大学名誉教授の北岡正敏氏と、「シンクタンク戦略大学」主宰の北岡俊明氏の兄弟が15日、「韓国の戦争犯罪」を世界に告発するため渡米する。北岡兄弟の著書を読み、自らもベトナムの慰霊廟を視察してきたアパグループの元谷外志雄代表がエールを送った。
「人道に対する罪を告発しようという、北岡兄弟の行動に敬意を表したい。私も現地に行ってきたが、想像を絶する残忍さだった」
元谷氏はこう語った。先月末、ベトナムに行き、韓国軍による民間人虐殺を伝える慰霊廟を見て回った。北岡兄弟の著書『韓国の大量虐殺事件を告発する』(展転社)の通りだったという。
北岡兄弟は昨年9月と今年2月、慰霊廟の現地調査を行い、中部のビンディン省とクアンガイ省、クアンナム省だけで2700人を超える犠牲者名を確認した。加えて、遺族らの「親兄弟が皆殺しにされた」「女性や子供、老人が焼き殺され、手足を切断された」「韓国人が憎い」といった恨みと怒りに満ちた証言を持ち帰った。
これを夕刊フジは「韓国軍ベトナム大虐殺で新事実」(11日発行)と報じた。すると、北岡兄弟に対して、「意義ある行動だ」「応援したい」「私の資料も参考にしてほしい」などと、数多くの反応があったという。