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岡山・倉敷で小5女児が行方不明
7月15日 21時44分

岡山・倉敷で小5女児が行方不明
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岡山県倉敷市で小学5年生の女子児童が14日の午後、小学校を出たあと行方が分からなくなり、警察は、事件や事故に巻き込まれた可能性もあるとみて調べています。

岡山県警察本部によりますと、行方が分からなくなっているのは、倉敷市徳芳に住む小学5年生の森山咲良さん(11)です。
警察によりますと、咲良さんは14日の午後4時ごろ、小学校を1人で出るところを同級生が見ていましたが、その後、自宅には戻っておらず、行方が分からなくなっているということです。咲良さんは、学校から帰るときに母親に電話で「これから帰る、迎えに来て」と連絡してきたということですが、母親は14日は病院に行ったため迎えに行けなかったということです。
自宅は、小学校から北東の方向に2キロ余りのところで、心配した母親が午後5時半ごろ、GPS機能で咲良さんの携帯電話の場所を調べたところ、自宅からさらにおよそ2キロ北東の倉敷市内の地区を示し、母親が付近を捜しましたが見つからず、午後6時半ごろ、警察に届け出たということです。咲良さんの携帯電話は15日午前0時半すぎからは電波が通じなくなっているということです。
警察によりますと、咲良さんは身長が1メートル50センチ、服装は上が白い半袖のポロシャツ、下は紺色のスカートという制服で、白い靴下と白いスニーカーを履き、ピンク色のランドセルを背負っていたということです。
警察は、事件や事故に巻き込まれた可能性もあるとみて、調べるとともに、写真を公開して情報提供を呼びかけています。連絡先は岡山県の倉敷警察署、電話番号は086-426-0110です。

母親「早く帰ってきてほしい」

森山咲良さんの母親の勝美さん(39)によりますと、14日午後4時すぎに咲良さんの携帯電話から母親の携帯電話に「学校に迎えに来てほしい」という電話があったということです。そのとき母親は病院に行く用事があったため、迎えに行くことができなかったということです。このあとも帰宅しないことから、勝美さんから電話し、コール音は鳴るものの電話に出なかったため、午後6時半に警察に連絡したということです。
森山さんの家は4人暮らしで、行方不明になっている咲良さんは長女だということです。勝美さんは「早く帰ってきてほしい」と話していました。

祖父「情報あったら提供してほしい」

森山咲良さんの自宅の隣に住む、咲良さんの祖父(65)は、「母親か祖母がよく学校に迎えに行っていて、この日も母親に携帯から連絡があったが、下の子が病院に行くので行けなかった。真面目でおとなしい子で、知らない人のあとをついていく子ではないので、行方が分からなくなって驚いている。情報があったら提供してほしい」と話しています。

自宅や小学校はベッドタウン

森山咲良さんの自宅や小学校は、岡山市中心部と倉敷市中心部の中間にあり、住宅や団地のほか、多くの学校が立ち並ぶベッドタウンです。山陽自動車道の倉敷インターチェンジや本州四国連絡高速道路の早島インターチェンジにも近く、多くの工場や物流施設もあります。自宅と小学校はおよそ2キロ離れていて、大人でも徒歩で30分余りかかる距離です。

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