東京・中野区議:ツイッター暴言で引責辞職

毎日新聞 2014年07月15日 23時36分

 ツイッターで「死ね」などと書き込んだとして東京都中野区の金子洋(ひろみ)区議(52)=共産=が15日までに引責辞職したことが分かった。

 金子氏によると、6日午後10時ごろ、ツイッターでやりとりしていた未成年を自称する相手が「集団的自衛権容認で“ひきこもりニート”が戦場に送られればいい」との趣旨の発言をしたことから議論となり「おまえこそ人間の屑(くず)だ。死ね!」と書き込んだ。他の同党員から「不適切な発言だ」と指摘され、約2時間後に削除したが、やりとりを撮影した画像がネット上に拡散した。

 金子氏は取材に対し「どのような相手であろうと言葉の暴力は許されない。発言を撤回し、責任を取って辞職した」と述べた。辞職願は14日提出し、即日受理されたという。

 金子氏は会社員や党地区くらし相談室長などを経て2011年の区議選で初当選した。【近藤浩之】

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