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甘利経済再生相 TPP年内妥結に最大限努力を
7月15日 13時03分

甘利経済再生担当大臣は閣議のあとの記者会見で、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉について、結論が来年に持ち越されれば長期化しかねないとして、年内の妥結に向けて、交渉参加各国が最大限努力する必要があるという認識を示しました。

TPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉は、今月12日に、カナダで開かれていた首席交渉官会合が終了し、関税の取り扱いや知的財産の保護など難航分野の対立点をさらに絞り込むため、引き続き、首席交渉官レベルで協議を続けることになりました。
これについて、甘利経済再生担当大臣は閣議のあとの記者会見で、「カナダでは、今までの首席交渉官会合よりは大きな前進が図られたという報告も受けている。首席交渉官にできるだけ権限を与えて、対立点を少なくすることが大事だ」と述べました。
そのうえで、甘利大臣は「交渉が年を越えると一番の主要国であるアメリカが大統領選挙モードになり、『それどころではない』という感じになってしまう。長期間、漂流することは好ましいことではなく、年内の妥結に向けて最大限努力すると、各国首脳が共通の認識を持つことが大事だ」と述べ、年内の妥結に向けて、交渉参加各国が最大限努力する必要があるという認識を示しました。

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