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閣議決定から10日余 国会前で反対集会7月13日 16時45分
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憲法解釈を変更し、集団的自衛権の行使を容認する政府の閣議決定から10日余りになりますが、国会前では13日もこの決定に反対する人たちが集会を開きました。
正午すぎ、国会前で始まった集会には、主催者の発表でおよそ3000人が集まりました。
この中で、政治学が専門で上智大学教授の中野晃一さんが、「解釈変更という方法や行使容認について疑問があるが、政治家の議論がこれほどかみ合わない問題はないのではないか」と指摘しました。集まった人たちは互いに手をつなぎ、「憲法9条を壊すな」とか「憲法解釈を勝手に変えるな」などと訴えていました。
家族で参加した茨城県の30代の男性は、「戦争するためのものではないと説明されているが、将来にわたってそれが保証されるのか大いに疑問だ。子どもを持つ親として未来の日本に責任を持ちたいと思って参加しました」と話していました。
大阪から来た20代の女性は、「閣議決定後になって知り合いから話を聞いて初めて内容を知り、危機感を持ちました。政治家にはもっと分かりやすい議論をしてほしい」と話していました。
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