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派遣社員「名簿は金になると思った」
7月14日 23時48分

派遣社員「名簿は金になると思った」
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ベネッセコーポレーションの通信教育サービスを利用している顧客の個人情報が大量に流出した問題で、情報を持ち出した疑いがある外部業者の派遣社員が、警視庁の任意の事情聴取に関与を認めたうえで「金が欲しくてやった。名簿は金になると思った」などと話していることが、関係者への取材で新たに分かりました。
警視庁は不正競争防止法違反容疑での立件に向けて捜査を進めています。

この問題はベネッセコーポレーションの通信教育サービスを利用している子どもや保護者の名前や住所など、およそ760万件の個人情報が流出したものです。
警視庁のこれまでの調べなどから、ベネッセの顧客データベースの保守管理を委託されていた外部業者の派遣社員のシステムエンジニアが情報の持ち出しに関わった疑いが出ていますが、この派遣社員が警視庁の任意の事情聴取に対し、関与を認めたうえで「金が欲しくてやった。名簿は金になると思った」などと話していることが関係者への取材で新たに分かりました。関係者などによりますと、派遣社員はベネッセのグループ会社、「シンフォーム」の東京・多摩市にある事業所でデータベースにアクセスし、個人情報を複数回にわたってコピーしたとみられています。警視庁は、営業秘密に当たる顧客の個人情報を流出させた不正競争防止法違反容疑での立件に向けて捜査を進めています。

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