介護会社、外国人から強制天引き 厚労省が返金命令外国人職員に死亡時の免責誓約書を提出させていた介護会社「寿寿」(大阪府東大阪市)が、フィリピン人職員から、法令に違反した積立金を毎月の給与から天引きしていたことが13日、分かった。 これまでにフィリピン人職員約30人を雇用しており、積立金は給与などとは別の口座で会社が管理していた。職員採用の契約書や覚書によると、フィリピン人職員に貸し付けた日本への渡航費などの返済が焦げ付いた場合に備え、天引きしていたとみられる。 厚生労働省の大阪労働局は、労働基準法で禁じられた強制的な預貯金に当たるとして、フィリピン人職員や元職員らへの返金を会社に命じた。 【共同通信】
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