マイクロソフトは、7月17日の発売に先駆けSurface Pro 3の体験会を開催しました。この中で、日本マイクロソフトのコンシューマー&パートナー事業グループ Surface & PCハードウェア戦略本部本部長の三野達也氏が登壇、製品をあらためて紹介しました。写真や使用感とともに体験会の模様をお伝えします。
米国発表に次ぐ国内発表、写真レビューや米担当者のインタビューとすでにさまざまな形でお伝えてしているところですが、今回は短い時間ながら試用した操作感などを動画でご紹介します。
7月17日の発表を控え、三野本部長のプレゼンテーションはこれまでのSurface Pro 3の訴求ポイントを繰り返し訴えるものでした。国内のi5とi7の予約状況は、i7が4割。日本はハイエンドモデルの予約割合が他国より高いとしています。
同梱のペンは、上部をノックするとMicrosoft OneNoteが起動します。文字やイラストを描いてみたところ、書き味と追従性はiPadよりも良い印象です。とくに、画面に手を置いてもタッチ操作と認識することなく描けるパームリジェクション機能は非常に優秀で思わぬ操作で集中力がそがれる、そんな心配も少ないと感じました。ただし今回、画面端のWindowsマーク(ホーム画面に戻るボタン)を触わってしまったようで2回ホーム画面に戻りました。
また、今回の体験会ではマイクロソフトの担当者が法人市場について、メディア側に逆に意見を求める姿が見られました。折しも同日、法人向けChromebookの発表会がありました。下位モデルで9万円台のSurface Pro 3は、200〜300ドルのChromebookと競争することになります。国内販売モデルについてはこれまで、64GBモデルをラインナップしていなかったマイクロソフト。Surface Pro 3では64GBもラインナップし、かろうじて10万円を切るモデルを用意しています。
なお個人向けのラインナップは、メモリとCPUによって異なります。 Core i3の製品は8月発売予定。それ以外は7月17日。個人向けの製品構成は以下の通りです。個人向けは全てOffice搭載。
【個人向け販売構成】※メモリ増設不可
CPU | メモリ | 記憶域(使用領域) | 税抜価格 |
---|---|---|---|
Core i3 | 4GB | 64GB(約48GB) | 9万1800円 |
Core i5 | 4GB | 128GB(約98GB) | 11万1800円 |
Core i5 | 8GB | 256GB(約214GB) | 13万9800円 |
Core i7 | 8GB | 256GB(約214GB) | 16万4800円 |
Core i7 | 8GB | 512GB(約452GB) | 20万2800円 |