通信教育大手ベネッセコーポレーションの顧客情報流出問題で、横浜市は14日、市立動物園2カ所で同社が主催した子ども向けイベントで集めた個人情報の流出はなかったことを確認したと発表した。
市は11日、野毛山動物園とよこはま動物園ズーラシアで動物のスタンプを台紙に集めていくイベントを通じ、ベネッセが集めた親子の氏名や住所、子どもの生年月日などが流出した可能性があり、確認中と発表していた。
市動物園課によると、ベネッセは13日、市が動物園の管理を委託している公益財団法人に、スタンプラリーで集めた個人情報は流出があったデータベースとは別に管理しており、漏れていなかったと報告した。
同課によると、ベネッセは平成19年から今年6月末までに計482日間、スタンプラリーを開催してきたが、今後は中止する。