仏革命記念日:軍事パレードを拡大 80カ国招待

毎日新聞 2014年07月14日 20時28分(最終更新 07月14日 21時26分)

第一次世界大戦開戦100年を記念する軍事パレードでパリのコンコルド広場を行進する陸上自衛隊の隊員=パリ市内で2014年7月14日、宮川裕章撮影
第一次世界大戦開戦100年を記念する軍事パレードでパリのコンコルド広場を行進する陸上自衛隊の隊員=パリ市内で2014年7月14日、宮川裕章撮影

 【パリ宮川裕章】フランス革命記念日の14日、パリのシャンゼリゼ通りで第一次世界大戦開戦100年を記念する軍事パレードが行われた。

 毎年恒例の軍事パレードの拡大版で、当時の参戦国など80カ国が招待され、フランス軍を中心に約3700人が行進した。

 上空を戦闘機など50機以上の航空機が飛行し、仏軍の兵士は第一次大戦当時の軍服を着て雰囲気を盛り上げた。日本からは陸上自衛隊中央即応集団の隊員3人が参加し、日の丸を掲げて行進した。日本の参加は国連平和維持活動(PKO)部隊の一員として招待された2008年以来。

 オランド大統領は終着点のコンコルド広場で各国からの参加者を迎えた。

 広場に隣接したチュイルリー公園では、大戦当時のざんごうも再現され、見物客を楽しませていた。

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