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特急のドアトラブル 配管取り扱いにミスか7月14日 16時53分
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去年、JR北海道の特急列車で走行中にドアが開いたトラブルについて、国の運輸安全委員会が原因を調べたところ、ドアを閉めるために使う空気が誤って別の配管に流れ込み、必要な空気圧がかかっていなかったとみられることが、関係者への取材で分かりました。
運輸安全委員会は、配管の取り扱いにミスがあったと見て、近く調査結果を公表することにしています。
去年1月、JR北海道の根室線を時速およそ90キロで走行していた特急列車でドア1か所がおよそ30センチ開くトラブルがあり、国の運輸安全委員会が原因を調べています。
問題のドアは空気圧をかけて閉める仕組みで、ふだんは、空気を送る2本の配管のうち、空気中の水分を取り除いて凍結を防止する除湿装置が取り付けられている1本の配管を使っています。
しかし、これまでの調べで、当時、除湿装置がないもう1本の配管のコックが開いていたことが関係者への取材で分かりました。
また、配管の途中に水がたまっていることが確認されたということで、除湿装置がない配管に空気が誤って流れ込み、さらに空気中の水分が凍って目詰まりしたため、ドアを閉めるのに必要な空気圧がかかっていなかったとみられるということです。
運輸安全委員会は、配管の取り扱いにミスがあったと見て、近く調査結果を公表することにしています。
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